ワンランク上のキッチン
国際キッチン見本市「エウロクチーナ」の開催(2021年4月13日~18日)は待ち遠しいばかりだが、
その間も、有名無名のキッチンブランドから出色の新作が次々と発表されている。
イタリアのブランド、アルクリネアを象徴する製品と言えば「リグヌム・エ・ラピス」だ。昨年、新たなドアシステム「ポケット」が追加され、キッチンを使用していない時は、作業エリアと収納スペースをすっきり隠せるようになった。arclinea.com
Piero Lissoni’s Combine Kitchen by Boffi
ボッフィの「コンビーネ」をデザインしたピエロ・リッソーニは、洗い場、調理台などのピースを自由に組み合わせて自分好みの形を創るこのキッチンを「配置ゲーム」と表現する。素材は天然石、木材、金属、ガラスなどから選択可。boffi.com
世界一豪華なカスタムキッチンと称される、プロメモリアの「アンジェリーナ」。素材のオプションが随時追加されており、現在、高級石材、木材、真ちゅう、ベネチアングラス、皮革、ファブリックなどのラインアップがある。promemoria.com
イタリアのパルマに拠点を置くマッテオ・ジェンナーリ。その完全カスタムメイドのキッチンが、ニューヨークにあるヨーロッパ製品専門のキッチンショールーム、グローバル・キッチン・コンセプツを通じてアメリカから注文できるようになった。globalkitchenconcepts.com
ドイツのブランド、ラショナルのキッチンは、水平のラインを生かした端正かつ洗練されたデザインが魅力。環境に配慮したオイル塗装のオーク材と艶消し黒アルミを素材とした「ウノ」は引き出しや扉に取っ手がなく、直線的なラインを一層際立たせている。rational.de
キッチンデザイナーのクリストファー・ピーコックが5年前に発売したキッチンコレクション「ランボーン」。先頃、新しく鍛造金具とオプションのキャビネットパネル、地下倉庫に眠っていたナラの古木を使ったディテールを加えて再発売された。peacockhome.com