健康によいアルコール

ウエルネスの精神から生まれたプレミアム焼酎をご紹介
A collection of colorful and stylish water bottles from the Mujen brand. The bottles are arranged on a white background. The design of the bottles is sleek and minimalist, with a focus on functionality and aesthetic appeal.

日本では、焼酎はウォッカ、ウィスキー、ジンより人気がある。香りは日本酒に似ているが、なめらかで軽やかな味わい。その上、低カロリー、グルテンフリー、砂糖不使用、炭水化物不使用と、体にいいことずくめ。これぞ理想のスピリッツだ。

「焼酎をロックにして、フレッシュレモンのジュースとミントを加え、クラブソーダで割ると、東京レモネードの出来上がり!一口飲めばみんなハッピーに」と語るのは、MUJEN SPIRITSの共同設立者であるソンドラ・ベイカーだ。彼女は老舗ステーキハウス「ザ・パーム」の創業者一族で、最近ではポッドキャスト「Table for Two」でも知られる、ビジネスパートナーのブルース・ボッツィと共に、フィットネス志向のライフスタイルに合わせた焼酎「MUJEN」を開発した。

日本で焼酎に出会って感銘を受けたベイカーは、焼酎造りの協力者を探しに、パートナーと共に来日した。そして自分達の価値観を共有し、さわやかでピュアな焼酎の開発と、米国への輸出を手伝ってくれる蒸留所を探し始めた。

ボッツィは、「私達は飲食業に携わってきたのに、焼酎というお酒を知りませんでした。500年以上の歴史があるというのに」と語る。彼同様にベイカーも、ロサンゼルス初の高級レストランデリバリーサービス「Why Cook?」を設立、以来30年にわたって飲食業界に身を置いてきた。2人は日本全国800カ所の蒸留所の中から、4世代以上にわたって焼酎作りを続けている家族経営の酒造会社を選んだ。「私達が探していたのは、軽い味わいですっきりとした後味があり、飲んだ後に幸せな気分にしてくれる焼酎でした」とベイカーは語る。「日本でたくさんの焼酎を試飲しましたが、この焼酎が一番気に入りました」。

2人が提携した酒造会社は創業1921年で、現在はひ孫にあたる女性が経営している。ベイカーはボッツィと共に4年間、徹底的にリサーチを行い日本の酒造会社と協力して独自の焼酎を完成させた。日本で真のパートナーを得たと語る2人は、「私達は、ラベルを貼って売るだけではなく、一から十まで自分達の手で造っており、配合も独自のものです。MUJENは、世界に二つとないオリジナルの焼酎です」と語る。 Mujen Ai Liteはアルコール度数が最も低い23%、Mujen Originalは35%、Mujen Xは42%でオーク樽で10年間熟成させたリザーブで、高級シングルモルトスコッチや熟成ウィスキー、アネホ・テキーラのような味わいだ。

The exterior of a traditional Japanese shochu distillery.

日本で最も飲まれているスピリッツの一つである焼酎は、サツマイモ、大麦、米に、サトウキビの糖蜜をブレンドして造られる。「最もポピュラーな材料はサツマイモですが、最高級品は米を原料にしたものです。いろいろな原料を試しましたが、米が一番気に入りました。飲んだ瞬間にピンときたのです。とてもなめらかで、ヒリヒリするような刺激がありませんでした。大量生産の焼酎は何度か蒸留していますが、Mujenは1回の蒸留で、フルーティーな香りが特徴です」とベイカーは語る。3つの原料は水と米と麹で、発酵食品や発酵飲料と同じ材料で造られている。

焼酎は血栓を防ぐ酵素があるため、心臓発作や脳卒中を防ぐと考えられており、昔から主に年配男性の飲み物だった。ベイカーによれば、「2000年代初頭、焼酎の酒蔵を舞台にしたテレビドラマが放映され、焼酎が若者のカルチャーの一部となりました。それ以降、太りたくないとか、二日酔いになりたくない20代の若い女性達が、こぞって焼酎を飲むようになり、一気に人気が広まったんです」。

そのまま飲んでも、ロックでも、お気に入りのカクテルに入れてもよし、「マティーニにも最適です。スパイシーなタイ・バジル・ギムレットや、ライチ・マティーニ、アガベシロップの代わりにステビアを使った低カロリーのマルガリータなど、シグネチャー・カクテルも考案しました。口当たりが良いので、知らないうちに飲み過ぎるから、気をつけてください」とベイカー。あなたがテキーラ好きなら、二日酔いにならない焼酎をきっと気に入るはずだ。mujen.com